「野菜スープ」療法。

★★★ 血液サラサラ「野菜スープ」療法！

▲血液サラサラ効果、生活習慣病に効果があるといわれる「野菜スープ」。ガンも治ると噂の野菜スープの効果とは。
　現代人の食生活は普通に食べていても、重金属類や食品添加物などを通して、さまざまな有害物質が体内に取り込まれてきます。そこで逆転の発想で、進入阻止がダメなら、どんどん出してしまおうというのが、浄血（血液サラサラ）という考え方です。その方法として今話題なのが「野菜スープ」です。

▲野菜スープはもともと、心臓手術を控えた患者さんの体重を効率よく落とすために、病院で作られたレシピだというから、これは聞き逃せない話だ。ちなみに、私の妻の母親（８６）は普段はいたって元気そのもの。モーター付き自転車でどこでも出かけていく。ただ最近気になるのは、高血圧に加えて血糖値が上がってきたこと。そこで患者さんできている管理栄養士の薦めで、野菜スープをはじめた。　　

▲最初は体にいいならという軽い気持ちで、去年の暮れ頃から妻と二人ではじまった。ところが、当初２７０だった血糖値（正常値１００）が、今では１２０前後で安定している。これには医者も驚いているようだが、医者には野菜スープをやっていることは内緒にしているようだ。二人が作る野菜スープは調味料を一切入れない、野菜だけのスープのせいか、煮立ってくると妙な臭いが台所から漂ってくる。調味料を入れない野菜だけのスープというものは、異臭に近いものだということを知る。薬だと思って飲んでいるそうだが、今も二人は続いている。調味料を入れないのは、教わった管理栄養士のマクロビオティックの考えからできている。

▲基本の材料は、たまねぎ・ピーマン・キャベツ・セロリ・ホールトマト。これは、「脂肪燃焼スープ」で、それを食べることによって、体の中の毒素を排出し、健康的に痩せることができるという正真ものレシピです。野菜スープの一番の効果は、根菜類を使うことで身体が効率よく温まるということ。野菜は生よりも温野菜で摂ることで栄養の吸収がスムースにいく。栄養価は材料にもよるが、食物繊維が豊富で便秘などに著効がある。

▲また野菜スープは、野菜嫌いの子供には、野菜がとろけるくらいに煮込めば問題なく食べてくれるので親は大助かりだ。本物の素材を使った野菜スープは、どんな優れたサプリメントより、身体にいいことは間違いない。

▲最近は、野菜ジュースもいろいろあり、それで十分と考える人もいますが、それだけでは野菜をしっかり摂ったことにはならないそうだ。（実は私も最近まで野菜ジュースでＯＫ派だった）。そのわけは、野菜は他の食材と組み合わせることによって、栄養素が吸収されやすくなるということだ。
よくいわれるのは1日平均、350gの野菜をとるこというが、これをサラダなどで食べるにはちょっとしんどい量になる。やはり手軽な方法として、「野菜ジュース」「サプリメント」そして「野菜スープ」ということになる。

▲ただ、「野菜スープダイエット」を実行するには、好きなものを我慢する、というお約束事があるが、成功するには、やはり努力と忍耐が必要だ。そのためには、ダイエットだけにとらわれず、普段の食生活の中に自然な形で取り入れていくのがベターだろう。
　野菜スープは身体に優しく、飲むだけで必要な栄養素を摂ることができ、身体の中から温まってくるので、風邪によく効くといわれる。消化がいいので栄養吸収もよく、風邪を早く治したいときには、栄養があって消化しやすい野菜スープがいちばんだ。しかも水分も栄養もいっぺんで間に合ってしまう。長く続けるには、いつもの食卓に野菜スープがある風景が、家族の健康にとっても理想といえる。
今は季節を問わずに、いろいろな野菜が手に入るが、栄養価を考えれば、その季節の旬の野菜を取り入れることを心がけたい。

下記はもう一例の「野菜スープダイエット」のレシピです。
＜材料＞
レンコン１００ｇ　ゴボウ４５ｇ　ブロッコリー８０ｇ　人参　９０ｇ　生姜２５ｇ　パセリ　１握り　マイタケ　２／１握り　干大根　１握り分の玉葱の皮２／１個　自然塩　小さじ２／１杯　分量はだいたいの目安でよい。

▲＜作り方＞
１，野菜は、２リットルの水に純米酢を約２０cc入れた中に、１０～１５分程浸けてから使用する。(農薬を除去するため)
２，野菜は適度な大きさに切って、水２リットルを入れた鍋に入れ、最初は強火で、煮立ったら自然　塩を入れて約５０分程トロ火。
３，コップ半分～１杯程度を１日３～４回、食前または食間（空腹時）に飲む。
　病気の重い人は毎日、健康維持には１週間に２～３日飲むと良い。

　・水分をたくさん摂れない方は、最初の１リットルにして濃縮しても良い。
　・冷凍保存で作り置きしておけば便利。
　・レンコン、人参、生姜は原則として皮のついたまま使用する。
　・使用する鍋は、ステンレスか土鍋にする。アルミ鍋はいけません。
　・スパイスをほんの少し使用して、好みの味にしてもよい。
　
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